自分がお客様とやりとりした経験で、仕様変更依頼が起きたのは一度や二度ではありませんでした。 実際の経験を脚色した仮の話で考えます。
事象 UAT終了直前の仕様変更依頼
UATが終わろうという時に、システムの仕様を少し変更してほしいと要望があった。 仕様を変更すれば、より実務に沿って使いやすくなるとのこと。
対応
よほど簡単な変更でなければ、リスクを説明して断るべき。
UAT終了直前で仕様を変更すると、変更箇所の修正及びテストが間に合わない可能性があり、本番環境で不具合が起きるリスクが高いと説明する。 また、今回は変更なしでリリースして、次回のプロジェクトで仕様変更するのはどうかと提案する。
仕様変更についての心構え等
仕様変更はいついかなる時でも起きる可能性がある。 お客様の業務内容を完璧に把握して完全な仕様を最初に定められれば良いが、実際には難しい。
要望に応えられない場合は断るべきだが、説明をしっかりしたり、代案を提示して、お客様に納得していただくことが大事。
UAT後に要望が来ることを見越して、UATから本番適用までの日数を多めに確保するのも良いかもしれない。