依頼者からの要求をそのまま仕様に落とし込むのではなく、依頼者が要求した内容をよく吟味して、依頼者が何をしたいのか、目的は何かよく考える必要があると思います。
例えば、ある入力フォームの高さと幅を広げて欲しいという要求があったとき、二つ返事で高さと幅を大きくするのではなく、なぜそうしたいのかヒアリングする必要があると考えます。
聞いた結果、入力フォームに今まで書いていた項目とは違う項目も書きたいから、入力フォームを大きくしたい、だったとします。
その場合、項目が違うなら別の入力フォームを用意したほうが良いのでは、という提案もできますし、一つのフォームに二つの情報が入るというシステム的に拙い事態を避けることが出来ます。
その機能、そんな使い方してたんですか?? というようなことはよく聞く話です。 そうした事態を避けるためにも、なぜそうしたいのか? ということをよく考えて、しっかりヒアリングすることが、仕様を決めるにあたって大事だな、と個人的には思っています。